SixTONESにハマった話
SixTONESにはまった。
自分でも驚いている。
そこそこの年数生きてきて、アイドルにハマったことがなかったから。
正直ジャニーズのほとんどのグループの人数すらもあいまいである。
エイトと嵐はぎりぎりわかる。
子供の頃、8時だJを見ていたおかげで馴染みがあったから。
SixTONESを最初にしっかり認識したのは、2021年の春。
バラエティー番組だった。
浜田さんと出ているアレです。
好きな芸人さんが出ていたのでたまたま見ていて、たまたまJ2が目に止まり、たまたま職場にジャニオタがいて、田中樹くんがとても好きな顔だったことを話した。
本当に軽く。お昼休憩の繋ぎていどに。
なぜこの言葉に従ってYouTubeを見たのか、とてもなぞ。
絶対に見なさそうなのに。
普段のわたしなら。
なんでだったんだろう？
まじでわからん。
でも見た。
そしてびっくりした。
NAVIGATORの子たちやん？！！！！となったので。
わたしは普段からアニメを見る人間なので、当時アニメをしっかり見ていて、オープニングがたまらなく良くて、でも何度見返しても1話クレジットがなくて、なんで？？？？？？と歯痒い思いをしたのです。
その後無事にSixTONESが歌っていることを知り、CMも見た記憶がある。
見たけども、、、SixTONESが読めなくて。
深追いする程の気力もなくて、、、
当時確かにMVは見た。
妹にかっこいいんよ！と見せた記憶もある。
見たけどそれがジャニーズなんだということすらわかっていなかった。
ジャニーズに本当に関わりなく生きていた。
今となっては大後悔である。
本当に悔しい。
NAVIGATORを初めて聞いた時、ジャニーズだなんてまったく思わなかった。
本当に。
わたしの中にあるジャニーズ像と合致していなかった。
これは失礼な話なんだと思う。
NAVIGATORでかなり運命を感じてしまい、熱量が上がったので、そのまま勢いで他のMVもみた。
いやStrawberry Breakfast最高か？
かなり好み。かなり好き。曲もMVも。
あと京本大我さま美しすぎない？？？？
冗談みたいに美しくない？？？
そしてジェシーくんはなんかもう全てがよすぎるのでは？
体の厚みもしぐさも表情も。
なんでそうすることが正解だとわかるのかわからないけど、なんか全部いい。眉を指先でピン！てするところも、足を思いっきり振り上げてから薔薇の花を差し出すところも。
レッドカーペットの中盤のダンスシーンのど真ん中の慎太郎くんのかっこよさもすごいし、樹くん首長い！ビジュアルが爆発してる！
ジャニーズってこんなオシャレなスーツ着て踊るの？！あのよくわからん変な衣装着て踊ってるのがジャニーズなんじゃないの？！！(失礼！)
それまでのイメージ全てを打ち砕かれて、あの頃毎日MV見てました。
もちろんNAVIGATORの衣装もかっこいいけどね！
不要な補足だけど、ストにハマってからジャンプがめちゃくちゃ幸福度を高めてくれるパフォーマンスをすることも、セクシーたちの曲がかっこいいことも、キンプリのダンスが迫力満点なことも知りました。
そして変な衣装ばかりではないことも。
それから気づけばインスタをフォローし、他のYouTubeの動画を見始め、アルバムを買いDVDを買い、ジェシーくんの1万字インタビューがのった雑誌を買い、ラジオを聴き始めた。
ラジオおもろすぎるでしょ、、、
本当にわたしの中にあったジャニーズっていう大きな塊のイメージって何？
なんにも正しくない。怖い。
反省している。すごく。
ここからはファンクラブに入ることを決意させた髙地くんのことなんだけど･････
髙地くんの最初のイメージは声が印象的だな。だったと思う。
6人でハモるところも、髙地くんの声って聞き取れるな〜ていう。
笑い声が好きだな〜。髙地くんが喋るとなんだか安心するな〜。
その程度。
そしてある日突然彼は角刈りになった。
その時わたしは、それを異例の事態と受け取っていいのかどうなのかもよくわからなかった。
周りの芸人さんがイジるかどうか困っている感じが妙に面白くて。
でも彼自身は堂々としてて。
気合い入ってますよ！言うてて。
すごく、ウケた。
今思い返してもウケる。
おもろい。
むしろこれまでの髙地くんの髪型ってどんなだった？！てYouTubeを見返して、その後ライブDVDも見返して。
髙地優吾。
おもろくて可愛くて、なんか内側から湧き上がるように変で･･･すごくスタイルがいい。
後頭部から肩のラインが大好き。とんでもなく映えてる。ほっぺた可愛い。どこも見てないような顔してる時の幼さとエロさのバランス！バグ！
あと髪型は少し長めがすきですね。個人的には。
でも究極に髪が短いところから段々と伸びていく姿を観測することが出来たのは、とても面白くて貴重な体験だったなぁと思っているので、それはそれでよかった。いや本当に。
そしてネットの海に潜り、彼の様々なエピソードを知った。
彼のエピソードを知ることは、グループのエピソードをより深く知ることでもあった。
とんでもない沼だった。
グループの持つ物語性なんて、多分どのグループもそれなりにあると思う。好きになればそのエピソードが特別なものになる。ということなんだとは思うけど。
それにしても･･･それにしても！物語が過ぎない？
比較対象はないけど。
苦労した話よりも、奇跡みたいなその出会いにすごくときめいて感動しました。
だけどわたしは、ハマるのがとても怖かった。
だってグループに解散脱退不祥事は付きものだと思ってるから。
傷つきたくない。
人生の楽しみを探しているだけなのに、なぜ傷つかなければならないのか。
本当に彼らと我々はwin-winの関係を作れるのか。
わたしは彼らにとって良きファンであれるのか。
疑っていた。今ももちろんわからない。
でももう走り出してしまっていた。
止まらなかった。
あれからずっと毎日髙地優吾のことを考えている。
そしてわたしは、人生初の、ジャニーズのファンクラブに入った。
2021年の夏です。
スパン短い。
フットワーク軽い。
あとは、少し沼オチの蛇足を。
髙地くんが角刈りになった時、ひたすら「髪型すきだよ」と言い続ける北斗くんを見られたことも、とてもでかかったと思う。
(もちろんその言葉が嘘だと疑ってるわけではないよ？)
こんな優しい子だったの！と失礼ながら驚いてしまった。
なんだか斜に構えたイケメンだな〜なんて思っていたので。
今となっては警戒心の強すぎるわんちゃんなんだなと思っている。
すごく好きです。本当に優しい。
みんなが北斗くんに優しいグループめっちゃ愛おしい。
世界中から優しくされていてほしい。
彼が彼らしい姿でいられる世界であれ。
ハマるのが怖かったわたしが、その恐怖を覚悟が上回ることが出来たのは、彼らに何かブレない真実を見られたからだと思う。
あまり仲良しアピールされるとビジネス？と思ってしまう可愛くないファンだけど、ありのままでいたいと思っていることや自由なグループなんだということを、ちゃんと私たちにわかってもらおうとするところとか、すごく誠実で、とてもいじらしいと思う。
その期待に応えたいと思う。
いつか立ち上がれないほど傷つく時がきても、それはもう、しょうがない。
推しは作りたくて作るものじゃなかった。
出会ってしまったのなら潔くその幸福を受け止めて、覚悟を決めるべきなのだ。
わたしはこの2年間すごく楽しくて幸せで、毎日面白いです。
なんだか勢いだけの文章だけど、記録メモの延長線上のものなので、諦めることにします。
まだ見ていないABAREROの特典映像もいい加減見なければいけないので、終わりにしようと思います。
書くのとても楽しかった。
